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職人自由律俳句

朝八時　ドアノブカチリと　心のスイッチも噛みあう

子らの通う声今日は通りすぎず

今日は成人の日らしい　自分は今年で申年四回目らしい

こんにちは。
今年で３６歳になります申年生まれ、北川順一でございます。

小学生の頃は国語の教科書で知ったオナガザルの尾にあこがれ、
「どうして人間はしっぽないんやろ」
と真剣にがっくりしていた申年生まれ、北川順一でございます。

さて、本日の職人の句は１句目。
朝、自分の中の仕事スイッチが入る瞬間を詠ませて頂いた句でございます。

きっとどなた様にもある、それぞれのスイッチがONになる瞬間。
私の場合はそれが、鍵を開けた時の「カチッ」という音なのでございますね。

と書きつつ、
実は日によってONになる行動は違うのですが（冷や汗）。
少なくとも、本日は鍵を開けた瞬間でございました。

ちなみに先代は、かつてインタビューで、「工房に足を踏み入れた瞬間」と答えておりました。

やはり、職場の空気（雰囲気）に触れる時が、一番心が動くときなのかもしれません。
読者さまの仕事スイッチは、いつ、どんな事で入るのでしょうか。

それではまた次回お会いいたしましょう。