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職人自由律俳句

うろこ雲の平原に　空の泉がたたえられて　澄んでいて

隣地のサギを見つめる一瞬　そのつもりで５分経っていた

新興団地　あの人が引っ越したと１年後に知る

こんにちは。

最近の言葉で「職業病」と言ってしまえばそれでまでかもしれないことでございますが、私共は花鳥風月の様々な物を観察する癖を持っております。

物をお造りさせて頂く際には、その物をよく知っていなければならいから。よくる知るためには、普段からよく見ておかなければならないからでございます。

人の顔がみな違うように、草木も一種一種、一本一本みな違っております。　
雲も。動物も。　
鳥もしかり。

本日２句目の句は、そのような職人模様を詠んだ句でございます。

それではまた次回お会いいたしましょう。