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こんにちは。
無駄に文学的なタイトルですが、要は工房に私(六代目・順一)だけという話でございます(笑)
木曜の話なのでございますが、親方が所用で朝から出ていたため、私一人だけだったのです。
それぞれ役割をもって仕事をしておりますので、こういうことは時々あることでございます。
そしてそういう日は、どことなくシンとするものですね。
空気が動かない、と表現しても良いかもしれません。
以前にも書かせて頂きましたが、仕事中は集中しているため、元々周りの音はあまり耳に入って参りません。
親方の気配や、彼女が出しているであろう音もほとんど脳では認識しておりません。
親方の方でも以前、私のことは全く目に入っていないというようなことを申しておりました。
では、普段からそんな風に没頭した世界にいるんだから、本当に一人になってもあまり変わらないだろう、となりそうなのですが(私は最初そう思っておりました)・・・・
意外とこれが、まっこと一人になると違うのですね。
主に集中力が。
音を聞いていないつもりでも、気配を感じていないつもりでも、存外からだや脳というのは、誰かの存在に敏感なようで。本人も知らずの内に、意識の数パーセントは他に向いているようでございます。
そのようなわけで、今日は普段より少し早く手が動く私でございました。
それではまた明日お会いいたしましょう。
2015年2月20日更新