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こんにちは。

新年度に向けて、世間があわただしく走り出す今日この頃。
春がすぐそこまで来ていることを実感しながら、私も日々を駆けております。

そのような中、瓦業界はすでに本格始動状態でございまして。私共も先週に続いて本日も窯屋さんに行って参りました。

そこで、今回はお世話になることの多い窯屋さんの外観を、ちょこっとだけご紹介させて下さいませ。

その窯屋さんというのが、こちらでございます。

さて。
青空に、トンと突き出している物がお分かりになられますでしょうか。
（写真をクリックしていただくとより良くお分かりになるかと存じます）

そう。
こちら、窯屋さんのシンボル・煙突でございます。

あいにく本日は違うのでございますが、窯焚きの日にお伺いすると、立ち上る煙は数百メートル先からでもはっきりと見られます。

この煙突から立ち上る煙は、日本で焼き物が始まった昔から続く光景の一つ。
日本の原風景でございますね。
これからも絶えることなく、あの煙を見続けてゆきたいものでございます。

そして、フレームに収まりきらない程長ーい工場の大屋根。
それを黒一色で締めているのが、越前瓦でございます。

窯屋さん（瓦屋さん）も、まず例外なくその構造・外見は一般的な工場のていをしておられます。

ただ、屋根だけは瓦葺きということが多いのです。

そして私はそこに、「瓦に携わる者の意地」が見えるような気がするのでございます。

こちらもまた、私の好きな景観の一つ。

なので、しばしば瓦屋さんの工場をぼーっと眺めて楽しんでいたりもしております（笑）。

それではまた明日お会いいたしましょう