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こんにちは。

私は普段あまり人と出会う職業ではございません。

その一方で、人物ドキュメンタリーや偉人の名言・格言といったものに触れるのが好きでございまして。
こちらのブログでも今後、私の聞きかじった敬愛すべき人々の言葉をご紹介すること、皆様にお許しいただければと存じます。

と書きつつ、実はすでにNHKの番組での料理人と華道家の方のお言葉をこちらでご披露いたしたことがございますので、今回はご紹介の２回目ということになるのですが（冷や汗）

では改めまして、本日取り上げたい金言はこちら。

It is better to be lucky. But I would rather be exact. Then when luck comes you are ready.

（幸運であるに越したことはない。でも堅実にいくほうがいい。そうすれば運が向いた時には準備ができているさ。）

初めて目にした瞬間、色んな風にとることが出来るな、と思いました。

言葉の主は『老人と海』の著作で知られるヘミングウェイ氏。

正直、至言であると感銘すると同時、耳に痛く響いた言葉でもございました。

果たして自分は目先の幸福を望むがあまり、堅実さを忘れてはいないか。

堅実であるつもりで、堅実のふりをしているだけはないのか。

時々考えてきましたが、答えは容易に見つかりません。

おそらく運が目の前を通ったその時、初めて分かることなのかと、今は思っております。

ちなみに。
コメンテイターなどとしてご活躍のテリー伊藤氏。

彼は昔雑誌のインタビューで次のようなことを仰っておいででございしました。

「チャンスというのは、誰にでも平等に訪れるんです。でも、普段からチャンスに対して準備していない人は、チャンスが来たことにさえ気づかないんです」
（記憶の中から私がコメントの主旨をまとめたものですので、細部は異なっております。あしからず）

少しニュアンスは違いますが、言わんとされていることは、お二方とも同じではないのでしょうか。

時代も職業も違う方たちが「幸運」について似た考えをお持ちなのは、面白い一致だと思い、合わせてご紹介させて頂きました。

皆様には彼らの言葉、どのように届きましたでしょうか。

それではまた明日お会いいたしましょう。