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こんにちは。

さてはて本日は何が困ったのかと申しますと、

こちらの赤い台車のことでございます。

ラジオと次に作ります鬼瓦の土台部分が上に載っているこちらの台車。

視線を下の方へ向けていただいて・・・・
高さ調整の棒がクロスしているのが、お分かりになられますでしょうか。

こちらの台車、当工房では計四台ございます。

そして私どもでは、この台車を作業机として、鬼瓦を製作させて頂いているのですね。

台車は、高さを目いっぱいまで上げております。
腰の高さに天板が来るくらいでございましょうか。
それが丁度良い塩梅なのでございます。

ですが、数か月前からこの天板が勝手に下がるようになってきてしまいまして。
「困った」なのでございます。

すでに十年近く前から１台は勝手に下がるようになっておりまして、これで２台目、つまり作業台の半分が、作業中にずんずん下降していくという状態なのでございます。

油圧で上下させる仕組みなのですが、台の下に機械油がぽたぽた垂れた跡が出来ておりまして「困った」。

もちろん下がってゆくままでは作業できませんので、高さ調節バーのレール上にレンガをかませ、下降は防いでおります。
（写真をクリックしていただけると、画像下部の方にレンガが並んでいるのがご確認できるかと思われます）

しかし、こうすると、作業に合わせ自在に上下させることが出来ず、新しい「困った」が生み出されてしまう訳なのでございます。

ええ、はい、業者さんを呼ぶべきでございますよね。
その通りでございます。

ただ我々、色々と我慢してしまうタチの血筋であるため、なかなか踏ん切りがつかず・・・

うーん、困った。

それではまた来週お会いいたしましょう。