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職人自由律俳句

稲穂の草原を　見えない蛇が　はってゆく

熱気に溶けゆく体力

真夏日　職人の質が問われているような

こんにちは。

本日の越前地方は、暑さ厳しく、天気雨が降り、風も強くというような天候でございました。

その強めの風が、水田の稲を揺らしているという風景を詠んだのが１句目となっております。

2句目、3句目は連続して同じ状況を詠んだ句でございます。

梅雨にも関わらず蒸し暑い。

暑いから集中力が途切れがちになる。

集中力、体力がすり減ってゆくから頭が回らなくなる。

そのような中で、
いえそのような中だからこそ、
鬼師としての最高のパフォーマンスを発揮できなければならない。

と。
いわば、己への叱咤を込めた句が3句目のものでございます。

読者さまも運転をされる際など、暑さに引っ張られませんようどうぞお気を付けくださいませ。

それではまた明日お会いいたしましょう。