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こんにちは。
昨日は少し早めに仕事をあがり、県庁さんが主催(?)されてらっしゃる「伝統工芸職人塾」の特別講演会というものを聴講して参りました。
(県庁さんの方からちょっとお誘いがございましたもので)
そこでは、他業種の方のお話や、全国規模でご活躍されている特別講師の方の体験談など様々な情報が語られておりました。
その中で特に私の印象に残ったことを1つだけ、ここで書かせて頂きますと。
「今の日本技術・伝統工芸に対する世間の熱視線はもっておよそ二年ほど」
という旨の講師の方の持論でございました。
講師の方いわく、人の大きな興味の流れは約10年ほどで一周し、今回の日本技術に対する称賛の流れは2007年ごろがスタートだから。
とのことだそうでございます。
お話聞いた際、思わず首が縦に動いておりました。
人の興味が10年ほどで移り変わるのは、これまでもそうでございましたゆえ。
ただ、私はこれを聞いた時、
「だからって職人が悲観するようなことは何もないかなあ」
と感じました。
強い興味が失われようと、持たれていようと、日本には今のブームの前から職人さんの仕事が存在しておりましたので。
職人たちは変わらず研鑽をつみ、
今日も明日ももお客さまをお迎えする。
そのような気持ちで、2018年もあっという間に過ぎてしまうことでございましょう。
と、本日はとある講演会から私が感じたことを、少しお話させて頂きました。
それではまた次回お会いいたしましょう。
2016年3月19日更新