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こんにちは。

本日は、朝から「龍の置き物」造りに励ませて頂いております。

　はい、左様でございますね。昨日のブログをご覧下さった方から「オイ！それもう終わったんじゃないんかい」とツッコミを受けそうな出だしですみません（笑）。　

今度はサイトでご紹介するための置き物でございます。

構想を元に顔を造っている現在では、吽形になる予定でございます。

龍という題材はお客さまにとてもご好評で、私が生まれる遥か以前からよくお造りさせて頂いていたようなのですね。
それだけに、瑞宝章まで賜った先代が練りに練り上げてきた、完成された題材とも申すことが出来ます。　

その頂きに達するためには、角をあと一分削るべきか、尾の先端を一寸下げるか――　職人は全ての感性と経験を研ぎ澄まさなければならないのです。　
です、と語りつつ、集中して仕事をするのは当然のことなので、ことさら主張するのも恥ずかしいことなのですが（苦笑）。　

ほんの少しの向きや大きさの違いで全く印象が違ってしまう。本日は、そんな難しさを今まさに感じているところという感想のお話でございました。読んでくださってありがとうございます。　

それでは、また来週お会いいたしましょう。