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福井県越前市の鬼瓦工房「北川鬼瓦」魔除け、厄除け、縁起物、手造り鬼瓦、
鬼師の技から生まれる本格派置物をお届け通販も承っております。

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記事

各工房の役割

こんにちは。

いつも当ブログをお読みいただき誠にありがとうございます。

さて本日は、昨日話題に出させていただいた、新館と旧館についてお話をさせてもらいたいと存じます。

というのも、昨日の時点まで、工房が二棟であるという基本情報さえまだお話していないことに気づきまして。
サイトオープンから少し経ちましたが、文章にて工房内をご案内させていただきますね。

まず、旧館の方から。
どうぞ、最後までお付き合いくださいませ。

今の場所に工房が建てられたのは、およそ1970年代半ばの頃でございました。
ですので、かれこれ40年ほど経つことになりますでしょうか。
構造としては、1階が半地下の鉄筋2階建てでございます。

その頃から今日まで、鬼造り、乾燥、お客様との打ち合わせなどは、こちらでさせて頂いてまいりました。
それ故、便宜上「旧」とつけてはおりますが、工房としてのメインは今でもこちらの方と申せるかと存じます。

その旧工房、初めの10年ほどは、1階と2階にフロア分けされただけの広い空間でございました。

それが、次第に仕事部屋、事務室兼応接室、乾燥室と、効率に合わせ小さな部屋が設けられていきました。

おそらく南九州などでしたら必要もなかったのでしょうが、北陸は全国有数の豪雪地帯、冬はとても寒うございます。そのため、製品を寒気から守ったり、夏場以外の乾燥を早めたりするために、部屋を造る必要があったのでございます。

更に旧工房の方には、窯も据えてございます。

そして新工房の方。

こちらも1階が半地下の鉄筋3階建てでございます。

3階はスタッフルームとして使わせていただき、
1階、2階に展示スペースを設け、その奥5分の1を吹き抜けにし、原料の粘土を保管するスペースに使用しております。

昨日書かせていただいた、昔は「旧工房の隣に積まれていた粘土の山」というものでございますね。元々山があった場所が今の新工房となっておりますため、そのままそこが源土の定位置になった次第です。

DSCF2465

上の画像が、その土山でございます。

正面のシャッターの一番下で、床からの高さが2m強ほどでしょうか(半地下でございますので、それでちょうど道路と同じ高さになっております)。

仕入れてから何年か経っているため、土山も大分減って参りました。

入れた直後は、シャッターの下部分を少し超えます。
奥の窓がベニヤ板でふさがれているのも、土の圧力で割れないようにするための処置でございます。
多いときはそのベニヤがちょっとしか見えなくなってしまいます。

まさに山、といった圧迫感でございますよ(笑)。

と、ざっと工房の各部をご説明させていただきました。
本当に簡単で申し訳ございません。

製品は通販のみでなく、対面での販売もさせて頂いておりますので、もし製品をじかに見て買いたいと思っていただいた際には、ぜひ工房の中も色々ご覧くださいませ。

それではまた明日お会いいたしましょう。

2015年1月27日更新