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こんにちは。

いきなり何なのか分からない写真ですみません（笑）

これは、当工房で私が育てている盆栽用の梅の枝でございます。

育てていると申しましても盆栽の素養など全くない私。

毎年適当に切っては、枝葉の成長や、花の香りを何となく楽しんでいるだけでございました。

おそらくそれがいけなかったのでございましょう。

一昨年のいつの頃からか、梅は虫の卵とも病気ともつかないものに寄生されておりました。

そこで遅まきながら、私とは逆に園芸に詳しい母に薬を借り、梅の周りにまいたり、枝に散布したりしたのですが・・・

朽ちてゆく枝が３本、５本と増えていき、

結局、約六年、素人剪定ながら伸ばしてきた枝を全て根元から切断という結果に。

仕事だけに限らず、「適当に」というのは全てにおいて物事を悪い方向に進めてしまうのだということを学んだ事件でございました。

枝を全切断ということで、当然昨年、今年と花はつかず。

それでも、
昨年には２本だけぐんぐん伸びる枝が生え、
今年は新芽の時期からしっかりと葉が生え生えはじめました！

白梅のこの木に約七年前つけた名は「白寿」。

縁起物を作る職人として、縁起のいいものをと、軽い気持ちで命名しただけでございました。

ですが、今はその名の通り９０年以上元気で咲き続けてほしい。
そう願っております。

本日は職人とはあまり関係のないお話になってしまいました。
白寿が回復しつつあるというのがうれしく、つい話題に選んでしまった次第でございます。

最後までお読みくださりありがとうございました。

それではまた明日お会いいたしましょう。