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福井県越前市の鬼瓦工房「北川鬼瓦」魔除け、厄除け、縁起物、手造り鬼瓦、
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熱戦! 2015年秋場所

こんにちは。

今場所も今場所とて恒例の、場所を振り返っての感想なぞを書かせて頂きます。

先ずは何と申しましても、横綱鶴竜関。
優勝おめでとうございます!!

綱を腰に巻いてからの1年半、昨日までよう耐え忍んできたと思います。
おそらく誰とも辛さを共有できない一人旅だったのでございましょう。

小さな体で横綱にまで上り詰め。その地位で優勝をし。本当に努力の人だなと感銘を受けた千秋楽でございました。

そして努力の人といえば、こちらもそう。大関稀勢の里関。

毎場所どこかで黒星がつき、優勝争いから少しずつ後退するというクセがついておりますが。
今場所も非常に惜しいところで賜杯を逃した感がございます。

それでも! ファンは来場所の大関にも変わらぬ期待を持っております!

さて、ここで三賞にも触れさせてくださいませ。

まずは殊勲・技能のW受賞を果たした嘉風関。
この方もまた体が小さいのでございますよね。
それでも、この体のどこにこれだけのスタミナが入っていたのだろうと、驚かされるほど目いっぱいに動かれる。
当たって、突いて、土俵を回って。

嘉風関がまだ十両と幕内を往復している頃から彼の相撲に魅せられていた者としては、「嘉風がまた幕内上位にいる!」とそれだけで嬉しいのに。
この秋場所は本当に連日大喜びをさせてくださいました。
受賞、おめでとうございます。

そしてそして敢闘賞に輝いた勢関も私、大好きなのでございますが。
今日は、栃ノ心関へのお祝いを申し上げたい気分でいっぱいでございます。

もう2年ほど前でしょうか、彼が幕下まで落ちてしまったのは。
均整のとれた体つきと真っ直ぐな印象を受ける取り口が好きだっただけに、
「幕下かぁ。これはもう・・・」
と残念に感じておりました。

というのも、普通はここでくじけるか、幕下か十両にあった相撲しか取れなくなってしまう方が多いゆえでございます。
それが、翌年末には平幕筆頭まで戻ってきて、今場所は三役返り咲き!
しかも聞くところによると、これほど大きな落差のあるカムバックは史上初の快挙だとか。

そこに加えての敢闘賞。
まるで彼の相撲人生そのものを称賛するようだと感じたファンは、きっと私だけではないことと存じます。

今朝の新聞に載っていた相好を崩してトロフィーを持つお顔は、いつまでも忘れられないことでございましょう。
受賞おめでとうございます。

と。
今場所も取り留めのない感想文になってしまいました。
最後までお付き合いくださいましてありがとうございました。

それではまた次回お会いいたしましょう。

2015年9月28日更新